清須市阿原宮前地内ほか1か所100粍配水管布設工事

工事件名清須市阿原宮前地内ほか1か所100粍配水管布設工事
工事契約日平成25年8月26日
工事場所清須市阿原宮前地内ほか1か所
発注者名古屋市上下水道局
工事内容その1管布設工(小口径推進工法)<管径500㎜>:55.0m
工事内容その2管布設工(PIP工法)<管径400㎜>:54.0m
工事内容その3管布設工(開削)<管径50㎜~400㎜>:660.0m
工事内容その4管撤去工<管径40㎜~400㎜>:54.0m
工事内容その5管残置工<管径100㎜~400㎜>:45.0m

工事担当所のコメント


工事の全体について

本工事は、国道22号線の横断を小口径推進工事で新たにさや管(ヒューム管φ500粍)を布設し、その後さや管の中に配水管400粍をPIP工法で布設していく工事と、老朽化した配水管φ100~400粍の布設替えとなっています。

工事現場は、工事箇所が国道部と市道部に分かれており、市道部では道路が非常に狭く、住宅が隣接しているため、 施工の際に注意を常に行っていました。


施工上苦労した点

工事現場は、地下水位が高い地域のため、 地下水位対策が必要だったこと、また、埋設してある既設の雨水管等が老朽化されており、 漏水等があり、復旧工事が必要になったことがあげれられます。 また、小口径推進工事を行う際の発進立坑部の土留め計算について当初設計では施工が難しいため、 使用する鋼矢板の選定・腹起こしなどの部材の選定・地盤改良などの検討に苦労しました。


施工上工夫した点等

小口径推進工法について、本現場では、地下水位の高いため、地下水位により対応しており、 施工実績・安全性を考え、設計とは異なる高耐荷力方式-泥水圧工法を採用しました。 また、配水管φ100粍の布設部では、道路が非常に狭いため、住民のための仮設駐車場の設置を行いました。